【比較】おすすめの有料VPNサービス3選+1【選ぶポイントも解説】

おすすめの有料VPNサービスを知りたい人「おすすめの有料VPNサービスを知りたいな。おすすめの有料VPNサービスの選び方と、比較ポイントも知りたいです。だれか、おすすめの有料VPNサービスを教えて。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- おすすめの有料VPNサービス3選+1
- おすすめの有料VPNサービスの選び方
- おすすめの有料VPNサービスの比較ポイント
世の中的に、VPNサービスの認知度は、かなり低いと思います。その影響なのか、VPNサービスを紹介している、ブログやサイトは、かなり内容の薄いものが、乱立しています。
そんな中で、今回は『僕が、実際にVPNサービスを使ってみた感想』を交えつつ、おすすめのVPNサービスを紹介していきます。
そもそも、どういった目的で、VPNサービスを使うのかという話から、おすすめ3選+1の解説です。
なお、本記事で紹介している、VPNサービスは、すべて、契約から30日間返金保証をしているので、使ってみて「微妙」と感じたら解約して、返金してもらないましょう~
VPNサービスの安全性とプライバシーポリシーについて
本記事で紹介するVPNサービスは、ユーザーのIPアドレスや閲覧履歴を記録しないことをポリシーとしています。
プライバシーポリシーの詳細は、各VPNサービスの公式サイトをご覧ください。
おすすめの有料VPNサービス3選+1
- NordVPN→海外のNetflixを楽しみたい。二重VPNや難読化サーバーなど、専用サーバーを使いたい
- Surfshark→NordVPNと似たような機能を、格安で使いたい
- ExpressVPN→ストレスなくVPNを使いたい。コスパ微妙
- Millen VPN→運営元が日本にある。コスパ悪い
おすすめの有料VPNサービスは、上記のとおり。個人的にイチオシなのは、NordVPNです。
とはいえ、いきなり、おすすめを紹介されても、どれを選べばいいのか、わからないと思うので、VPNサービスの「メリット・デメリット」おすすめの有料VPNサービスの「選び方」を解説していきます。
おすすめの有料VPNサービスの選び方
「おすすめの有料VPNサービス」の選び方は、下記のとおり。
海外のNetflixを見る
海外のNetflixを見たいなら「NordVPN」か「Surfshark」。個人的には「NordVPN」をイチオシ。
※「NordVPN」と「Surfshark」は、Prime Videoも見れますが、Amazonは、VPNを通してPrime Videoを見ることを禁止しているので、Prime Videoを見るときは、VPNをOFFにしましょう。
中国などでVPNを使う
中国などで、ネットを使いたいなら、「NordVPNとSurfshark」の両方を選ぶのが無難です。
ぶっちゃけ、中国などのVPN規制は、いたちごっこなので、中国などでVPNを使うなら、複数のVPNサービスを使ったほうがいいかなと。
「NordVPN」と「Surfshark」は、二重VPNや難読化サーバーなど、中国のアクセス制限を回避するための機能を搭載しているので、中国で快適にネットにアクセスできるかもです。
通常サーバーで、アクセス制限を回避できない時は、二重VPNや難読化サーバーがONです。
プライバシー保護を目的に使う
PCメインで使うなら「NordVPN」
スマホメインで使うなら、「NordVPN」、「Surfshark」、「ExpressVPN」
VPNを使う目的に合わせて、VPNサービスを選ぶのがポイントです。
おすすめの有料VPNサービス
- NordVPN→大抵のことは出来るバランス型←個人的にイチオシ
- Surfshark→コスパ最強。NordVPNで使える機能は、ほぼ使える
- ExpressVPN→定番のVPNサービス。快適に使える
- Millen VPN→コスパ悪い。メリット、日本に運営元がある
上記のとおりです。
それでは、おすすめの有料VPNサービスの詳細を、解説していきます。
NordVPN→大抵のことは出来るバランス型←個人的にイチオシ
NordVPNは、大抵のことは出来るVPNサービスです。PC版だと接続先にサーバーを指定、固定できるので、快適に使えています。
「主にPCでVPNを使いないな」と考えているなら、快適に使えるかなと。
NordVPNは、海外のNetflixが見れる
上記画像のとおり。NordVPNでイギリスのNetflixにアクセスすると、「ジブリ映画」や「君の名は。」などを見ることが出来ます。
たまに、Netflixが、見れなくなることがありますが、その時は、接続するサーバーを変更すればOKです。
Netflixは、VPNやプロキシの使用を推奨していないだけで、禁止はしていないので、VPNを使っても大丈夫かなと。だめなら、明確に禁止と書くはずなので。
下記は、Netflixの公式ヘルプです。
» VPN経由で映画やドラマを視聴する – Netflix Help Center
また、NordVPNのVPNサーバーは、超高速なので、元の回線速度が速ければ、普通に100Mbps以上の速度が出るので、4kやFull HD(1080p)の動画でも快適にストリーミングできるかなと。
回線が良ければ、ダウンロードで300mbps以上出ることも、あるので、速度は爆速です。
※VPNの接続速度は、元の回線速度に依存するので、VPNなしの速度が遅ければ、VPNを使うと更に遅くなります。
NordVPNとPrime Videoについて
Prime Videoもブラウザの拡張機能(プロキシ)を使うことで、見れるようには、なります。※拡張機能を使わなくても見れるときもありますが、拡張機能を使うと制限を回避しやすいです。
しかし、Amazonは、VPNやプロキシを使って、Prime Videoを視聴することは禁止している(規約違反になる)ので、Prime Videoを見るときは、VPNをOFFにしましょう。
NordVPNのデメリット
デメリットは上記の画像です。NordVPNで日本サーバーに接続しているのに、HK(香港)と認識されています。
ぶっちゃけ、このあたりのデメリットは、接続先のサーバーを変えれば、解決できるので、大きなデメリットではないかなと。
また、NordVPNは、上記画像のように、接続先のサーバーを指定・固定できるので、安定したサーバーに接続されるように、設定すれば、快適に使えます。
NordVPNのおすすめサーバーは、下記にまとめました。
» NordVPNのおすすめサーバーを公開【専用サーバーの使い方も解説】
NordVPNのおすすめサーバーを公開【専用サーバーの使い方も解説】 | ヤヨコウ
「NordVPNのおすすめサーバーを知りたいな。二重VPNとか難読化サーバーの専用サーバーの使い方も知りたいです。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:②NordVPNのおすすめサーバー【快適に使える設定を公開】、②NordVPNの専用サーバーの使い方を解説
迷ったらNordVPNを選べばOK【大抵のことは出来る】
迷ったらNordVPNを選べばOKです。
海外のNetflixを見たり、二重VPNや難読化サーバーなどの専用サーバーが使えるので、大抵のことはできます。
また、NordVPNは、接続先のサーバーを指定、固定できるので、PCでVPNを使おうと考えているなら、かなり使い勝手の良いサービスです。Android、iOSはランダム接続(接続先の国だけ選べる)。
長期プランだと、月額400円ほどなので、コスパは、かなりいいです。
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トップレベルのVPNサービス。ワンクリックでオンラインセキュリティ対策を。 | NordVPN
オンラインプライバシーを保護し、地理制限コンテンツにアクセスできます。強力な暗号化、ログポリシーなし、60か国以上に3000を越えるサーバーを保有。
Surfshark→コスパ最強。NordVPNで使える機能は、ほぼ使える
コスパを求めるなら、Surfsharkもありですね。
Surfsharkを一言で表すと、NordVPNの下位換的な感じです。NordVPNのような便利さと、さらなるコスパを求める方向けです。
ぶっちゃけ、NordVPNとSurfsharkは、使える機能も似ていますし、余裕があるなら、NordVPNを選んだほうが無難です。
Surfsharkのメリット
Surfsharkには、スプリットトンネリングがURL単位で指定できるます。この機能は、VPNのON/OFFを頻繁に切り替える方向けです。
NordVPNには、スマホアプリにしかスプリットトンネリングの機能がないので、「PCでURL単位でスプリットトンネリングを使いたい」と考えているならSurfshark一択です。
SurfsharkはNetflixとPrime Videoが見れる
僕が実際に試した訳では、ありませんが、ネットで口コミを調べた感じだと、「Netflix」と「Prime Video」が見れるみたいです。
Surfsharkに接続しても見れないときは、静的サーバー(固定のIPアドレス)に接続すれば、アクセス出来るようです。
繰り返しになりますが、Amazonは、VPNを通して、Prime Videoを見ることを禁止しているので、Prime Videoを見るときは、VPNをOFFにしましょう。
コスパを求めるならSurfshark
コスパを求めるならSurfsharkを選べばOKです。
NordVPNと同様に、海外のNetflixにアクセスしたり、二重VPNや難読化サーバーなどの専用サーバーも使うことが出来ます。
月額230円でNordVPNと同じような機能を使えるので、コスパ最強のVPNサービスです。
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Surfshark は受賞歴のある安全な VPN で、オンライン データを暗号化して、毎日プライベートに、煩わしさなしに保護されます。
ExpressVPN→定番のVPNサービス。快適に使える
ExpressVPNは、超定番のVPNサービスです。利用料金も高めですが、サーバーがかなり安定しているので、VPNでストレスと感じたくない方向けです。
利用料金が高めで、コスパは微妙です。
ExpressVPNはブラウザの拡張機能が便利
上記のとおり、ExpressVPNは、ブラウザの拡張機能を使うと、ブラウザ上から、VPNの接続状況を確認することができます。
地味な機能ですが、VPNの接続状況を、常に可視化できるので、「VPNに接続しているという安心感」が増します。
ExpressVPNは、Netflixが見れない
ExpressVPNを使うと、Netflixが視聴できなくなります。Prime Videoも同様に見れなくなります。
サーバーの安定性と、速度は、かなり良いので、少し残念です。
※2020年10月に確認
ExpressVPNはランダム接続、国は指定できる
ExpressVPNは、NordVPNと違い、接続先のサーバーを指定、固定できません。ExpressVPNで指定できるのは、接続先の国だけです。
ExpressVPNのサーバーは、かなり安定しているので、ランダムに接続されても、快適に使えます。
接続先を固定したいなら、NordVPNや静的サーバーを使えるSurfsharkを選んだほうがいいかなと。
設定が面倒くさい。何も考えずにVPNを使いたいならExpressVPN
ExpressVPNは、専用サーバーもなく、設定が必要というわけでもないので、とてもシンプルなVPNサービスです。
「設定が面倒くさい、何も考えずにVPNを使いたい」という方は、ExpressVPNが最適です。
また、ExpressVPNのサーバーは、かなり安定しているので、「VPNが原因で特定のサイトにアクセスできなくなる」ということが、かなり少ないです。
ExpressVPNのコスパは、微妙です。「ストレスなく快適にVPNを使いたいという人」向けです。
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Millen VPN→コスパ悪い。日本に運営元がある
Millen VPNは、特に目立った機能もなく、利用料金だけが高いVPNサービスです。
ぶっちゃけ、Millen VPNには、デメリットしかないので、おすすめはしません。
Millen VPNを選ぶメリット
Millen VPNを使うメリットは、日本語でサポートが受けられる点くらいですかね。海外のVPNサービスでも、Google翻訳を使えば、問題なくサポートを、受けられます。
同じサービス内容でも、海外のVPNサービスのほうが安いですし、セキュリティ面からみても、海外のVPNサービスは、DNSリーク、WebRTC対策など、細かいところも、徹底している印象です。
NordVPNやExpressVPNのユーザーからしたら、かなり不便に感じるサービス内容です。
セカイVPNとMillen VPNの比較
日本に運営元があるVPNサービスに、セカイVPNという、VPNサービスもありますが、こちらも、おすすめじゃないです。
セカイVPNは、スマホで使う場合、手動で設定しないといけませんし、なにより、公式サイトが見づらくて、ダサいです。
更に、セカイVPNは、プライバシーポリシーが明確でないので、ユーザーのIPアドレスや閲覧履歴が、どのように扱われるのか、分かりません。
» セカイVPNの公式サイト
» Millen VPNの公式サイト
運営元が日本にあるVPNサービスを使いたいならMillen VPN
日本に運営元があるVPNサービスを使いたいならMillen VPNを選べばOKです。
なにか問題があっても、Millen VPNの公式ヘルプを見れば、大抵のことは、書いてあるので、自己解決できると思います。それくらい、公式サイトが充実しています。
ぶっちゃけ、Millen VPNを選ぶメリットは、運営元が日本にあること以外ほぼないので、無難に海外のVPNサービスを選んだほうが、幸せかなと思います。
繰り返しになりますが、僕のイチオシは、NordVPNです。
» Millen VPNの公式サイト※30日間返金保証あり
(※1ヶ月プランは、返金保証がないので注意)
Millen VPN – 日本のレンタルサーバー会社が提供するVPNを利用したセキュリティサービス
Millen VPNアプリを入れたスマホやPCでインターネット接続すると、通信が暗号化されプライバシーを保護します。また海外経由の接続を選択できるので海外のWEBサービスにもアクセスすることができます。
おすすめの有料VPNサービスの比較ポイント
おすすめ有料VPNサービスの比較ポイント
- 1ヶ月あたりの利用料金
- 利用できるVPNプロトコル
- 専用サーバーや独自の機能
- DNSリーク、WebRTC対策【IPアドレスの漏洩対策】
- 接続サーバーを指定、固定できるか【超重要】
- 海外のNetflixが見れる、海外から日本のNetflixが見れる
- その他:標準で使える機能を比較
少し量が多いですが、上記を比較していきます。
VPNで使える機能やセキュリティ面について、理解しておくと、VPNを使っているという安心感が増すので、軽く流し読み程度にどうぞ。
有料VPNサービスを比較
比較結果は、下記のような感じです。
- NordVPN→海外のNetflixを楽しみたい。二重VPNや難読化サーバーなど、専用サーバーを使いたい
- Surfshark→NordVPNと似たような機能を、格安で使いたい
- ExpressVPN→ストレスなくVPNを使いたい。コスパ微妙
- Millen VPN→運営元が日本にある。コスパ悪い
それでは、順番に比較していきます。
1ヶ月あたりの利用料金
海外のVPNサービスは、頻繁にセールを行っているので、タイミングが良ければ、1ヶ月あたりの料金が更に安くなります。
有料VPNサービスの1ヶ月あたりの料金比較
下記の料金表は、2021/01/03時点のもです。正確な利用料金は、各公式サイトをご覧ください。
1ヶ月 | 中期プラン(月額) | 長期プラン(月額) | |
NordVPN | 1280円 | 600円(1年) | 400円 (2年) |
Surfshark | 1340円 | 670円(6ヶ月) | 230円 (2年) |
ExpressVPN | 1340円 | 1030円(6ヶ月) | 860円(1年) |
Millen VPN | 1480円 | 980円(1年) | 880円(3年) |
上記のとおり。長期プランになると、NordVPNとSurfsharkが良さげです。
Nillen VPNとExpressVPNは、少し料金が高めなので、コスパ重視で選ぶなら微妙かもです。
特に、Millen VPNは、料金が高めなのに、サービス内容は、微妙すぎるので、コスパが悪いです。
MIllen VPNのコスパの悪さは、これから、比較していく中で分かると思います。
利用できるVPNプロトコル
VPNプロトコルは、深く理解しなくてもOK。「こんなものがあるんだな」という感じでOKです。
VPNプロトコルを比較
VPNプロトコルは、「こんなのがあるんだな」という感じでOKです。
OpenVPN | IKEv2 | その他 | |
NordVPN | 対応 | 対応 | NordLynx(独自プロトコル) |
Surfshark | 対応 | 対応 | WireGuard(比較的新しいプロトコル) |
Shadowsocks(中国でのアクセス制限を回避するために設計されたプロキシ。中国でVPNを使うときにおすすめ。) | |||
ExpressVPN | 対応 | 対応 | lightway(独自プロトコル ベータ版) |
Millen VPN | 対応 | 対応 | なし |
「Open VPN」と「IKEv2」という定番のプロトコルに対応していれば快適に使えます。
NordVPNとExpressVPNのポイント
NordVPNとExpressVPNは、独自のプロトコルを採用したりして、他のVPNサービスとの差別化をしていますね。
独自のプロトコルは「Open VPN」や「IKEv2」よりも、高速で通信できることを目標に、開発されているので、速度にも期待できるかなと。
Surfsharkの差別化
Surfsharkは、独自のプロトコルがない代わりに、比較的新しいプロトコルや、中国でのネット規制を回避するためのプロトコルなどを採用しています。
Surfsharkは、他のVPNサービスにはないプロトコルを採用して、差別化をしていますね。
専用サーバーや独自の機能
有料VPNサービスを使う上で、チェックしておきたいポイントです。
専用サーバーや独自の機能を比較
二重VPN | 中国で使うときに役に立つかも | その他 | |
NordVPN | Double VPN(ダブルVPN) | Obfuscated servers(難読化サーバー) | CyberSec(広告ブロック) |
Onion Over VPN(NordVPNを通してTorに接続) | P2P専用サーバー | ||
Surfshark | MultiHop(ダブルVPN) | NoBorders(サーバーではない。設定) | CleanWeb(広告ブロック) |
P2P専用サーバー | |||
ExpressVPN | TrustedServer(ExpressVPN独自のVPNサーバーの技術。VPNは、RAM上で作動。) | ||
Millen VPN | なし |
NordVPNやSurfsharkは、二重VPNや難読化サーバーを標準搭載しています。
中国などのネット規制が厳しい国で、「VPNを使って、アクセス制限を回避したい」と考えているなら、役に立つかもです。
アクセス制限を回避する目的で、VPNを使うとき
ネットでは「NordVPNは、中国で使えない」というレビューを見ますが、そのときは、NordVPNのObfuscated servers(難読化サーバー)を使っているのか、確認です。
中国などのネット規制が厳しい国では、普通のVPNはブロックされるので、NordVPNの通常サーバーも普通にブロックされると思います。
難読化サーバーなどの、特殊なサーバーは、VPNブロックやネット回線のアクセス制限を回避することに、特化したサーバーなので、通常のVPNサーバーとは、性能が異なります。
NordVPNの通常サーバーで、アクセス制限を回避できないなら、Obfuscated servers(難読化サーバー)を使ってみると、いいかもです。
ExpressVPNのサーバー技術
ExpressVPNは、二重VPNや難読化サーバーなどは、使えませんが、VPNのサーバー技術に「TrustedServer」という技術を採用しています。
詳しくは、ExpressVPNの公式ブログをご覧ください。(英語)
» Introducing ExpressVPN TrustedServer technology
上記のブログを要約すると下記のとおり。
ExpressVPNのVPNサーバーは、電源をOFFにすれば、OSなどの、サーバーのデーターは全て消えます。
従来のVPNサーバーは、HDDやSSDなどで動作しているので、データが削除、または上書きされるまで、すべてのデーターが保持されてしまいます。
ぶっちゃけ、VPNサーバーがRAMやHDD、SSDで動作してようと、VPNユーザーに、違いは分からないので、大きなメリットには感じないかなと。
とはいえ、ExpressVPNのサーバーが、物理的に盗まれたり、警察などに押収されたとしても、VPNサーバーにデータは一切保存されていないので、プライバシー保護の面では、かなり優れている技術だと思います。
NordVPNとSurfsharkがよさげ
二重VPNや難読化サーバーを使って、アクセス制限を回避したいのなら、NordVPNとSurfsharkが、よさげですね。
Millen VPNとExpressVPNには、二重VPNなどの機能は、ないので、機能面で比較すると、微妙です…。
接続サーバーを指定、固定できるか【超重要】
この機能は、最重要の機能です。
接続先のVPNサーバーを指定、固定できるのか
詳細 | |
NordVPN | 固定できる。Android,iOSも対応 |
Surfshark | 指定はできないが、静的サーバーで固定IPを使える |
ExpressVPN | 出来ない、ランダム接続 |
Millen VPN | 出来ない、ランダム接続 |
上記のとおりです。
NordVPNは、PC版、Android、iOSアプリでも、接続するサーバーを指定できます。
Surfsharkは、国を選択した後は、ランダム接続ですが、静的サーバーに接続することで、IPアドレスを固定することが出来ます。(PC版,Android,iOS対応)
接続サーバーを固定できるメリット
VPNの接続サーバーを固定できたり、静的サーバーでIPを固定できると、VPNを使いつつ、擬似的に、固定IPを使うことが出来ます。
特に大きなメリットが、「安定したサーバーに接続先を固定するとと、快適にVPNを使えるようになる」ということです。
NordVPNは、設定さえすれば、VPNが快適に使えて、擬似的に固定IPを使えるようになります。(正確には、固定IPではなく、共有IPです。)
NordVPNの「快適に使える」おすすめサーバーは、下記にまとめました。
» NordVPNのおすすめサーバーを公開【専用サーバーの使い方も解説】
NordVPNのおすすめサーバーを公開【専用サーバーの使い方も解説】 | ヤヨコウ
「NordVPNのおすすめサーバーを知りたいな。二重VPNとか難読化サーバーの専用サーバーの使い方も知りたいです。」←こういった疑問に答えます。本記事の内容:②NordVPNのおすすめサーバー【快適に使える設定を公開】、②NordVPNの専用サーバーの使い方を解説
Millen VPNはExpressVPN、ランダム接続
ぶっちゃけ、ExpressVPNとMillen VPNは、接続先の国しか指定できないので、おすすめは出来ないです。
接続先が、毎回ランダムなので、不安定なサーバーに接続してしまったり、速度があまり出ないサーバーに接続してしまったりします。
ExpressVPNは、快適に使える
MIllen VPNは、口コミを調べた感じだと、速度が遅いみたいです。
ExpressVPNは、実際に使ってみた感じだと、NordVPNと同じくらい爆速だったので、快適に使えるます。YouTubeで4k動画を快適に見れます。
DNSリーク、WebRTC対策【IPアドレスの漏洩対策】
IPアドレスを隠すために、VPNを使っているはずなのに、IPアドレスが隠せてなかったら意味ないですよね。
DNSリークと、WebRTC対策が出来ていないVPNサービスだと、IPアドレスが漏れるかもなので、VPNを使う前に、チェックしておくと安心かなと。
DNSリーク、WebRTC対策
DNSリーク | WebRTC対策 | |
NordVPN | 対策済み | 対策済み |
Surfshark | 対策済み | 対策済み |
ExpressVPN | 対策済み | 対策済み |
Millen VPN | 一部のみ対応 | 不明(調べても分からなかった) |
上記のとおり。Millen VPN以外は、しっかりと対策されているので、Millen VPN以外は、IPアドレスの漏洩を気にせずに、安心して使えるかなと。
MIllen VPNについて
» Millen VPNは安全ですか? – Millen VPN ヘルプセンター
上記のMillen VPNの公式ヘルプによると、Millen VPNのDNSリーク対策は、一部のプラットフォームのみで利用できるみたいです。
「一部が何か」とは書かれていないので、「対策しいないアプリや端末」があるのだと思います。
WebRTC対策については、そもそもMIllen VPNの公式サイトに、一切記述がなかったので、対策されていないのかもです。(2020/01/02現在)
海外のVPNサービスを選んだほうが無難
IPアドレスの漏洩を気にせずに、VPNを使いたいなら、無難に海外のVPNサービスを使いましょう。
海外のNetflixが見れる、海外から日本のNetflixが見れる
僕が調べた感じだと、上記2つのVPNサービスは、快適に、Netflixを見ることが出来ます。NordVPNは、実際に僕が試したので、確実です。
Surfsharkについては、ネットでググった感じだと、静的サーバーに接続すれば、見れるようです。
実際にVPNを使ってみて、Netflixが見れないときは、30日感返金保証を使いつつ、1ヶ月だけ試してみるのがいいかなと。
Netflixが見れなかったら、返金してもらえばOKですね。
Prime Videoについて
上記画像のとおり。NordVPNだと、ブラウザに拡張機能をインストールすることで、Prime Videoが見れるようになります。
Surfsharkも同様に、静的サーバーに接続することで、見れるようになるみたいです。
しかし、Amazonは、VPNを通して、Prime Videoを見ることを、禁止している(規約違反になる)ので、Prime Videoを見るときは、VPNをOFFにしましょう。
※本記事では、VPNに接続したまま、Prime Videoを見ることを推奨していません。
その他:標準で使える機能を比較
主に、
- キルスイッチ
- スプリットトンネリング
は、有料VPNに必須の機能です。
スプリットトンネリングは、指定したアプリの通信をVPNを通すか通さないか、指定出来る機能です。
VPNを使うと、使えなくなるアプリ、Prime Videoなどを登録しておきます。主に、スマホアプリ向けの機能です。
キルスイッチ | スプリットトンネリング | |
NordVPN | 対応 | Android,iOSのみ対応 |
Surfshark | 対応 | PC版,Android,iOS |
ExpressVPN | 対応 | PC版,Android,iOS |
Millen VPN | 対応 | 不明(調べても分からなかった) |
上記のとおり。
キルスイッチは、不意にVPNが切断されてしまったときに、ネットを強制的に遮断させる機能です。この機能を使うと、VPNが突然切断されてしまっても、IPアドレスの漏れを防げます。
僕は、キルスイッチを使っていませんが、「絶対にIPアドレスを漏らしたくない」という人には、必須の機能かなと。
PCでスプリットトンネリングは、使わない
基本的に、PCでスプリットトンネリングは不要です。
実際に、僕は、PCでNordVPNを半年ほど使っていますが、PCでスプリットトンネリングが必要だな、と感じたことは、ほぼないです。
敷いて言えば、Prime Videoや特定のサイトにアクセスするときに、VPNをOFFにしないといけないので、少し不便だな、と感じるくらいですかね。
Surfsharkのスプリットトンネリングは便利
Surfsharkのスプリットトンネリングの機能は、他のVPNサービスと違い、かなり使い勝手がかなりいいです。
PC版で使える、というのもありますが、「特定のURLを除外できる」というのがポイントです。
ほとんどの、スプリットトンネリング機能は、アプリのみの対応ですが、Surfsharkは、アプリに加えて、URL単位で、VPNを通すか、通さないか設定できます。
amazon.co.jp
というURLを追加するだけで、AmazonのURLは、VPNを通して通信しなくなります。この機能が、地味に便利なので、頻繁にVPNをON/OFF切り替える必要があるなら、超便利だと思います。NordVPNにも実装してほしい…。
結論:個人的におすすめなVPNサービスはNordVPN
比較した結果、おすすめだなと感じたVPNサービスは下記のとおり。
- NordVPN→PCで接続先を指定、固定できる。専用サーバーを使いたい
- Surfshark→専用サーバーや細かい設定をしたい
個人的にイチオシは、NordVPNです。
NordVPNとSurfsharkは、二重VPNや難読化サーバーなど、ネット規制が厳しい国向けの機能を、いくつか使えます。
なので、中国などに行くときは、NordVPNとSurfsharkの2つに登録しておけば、快適にネットを使えるかなと。
NordVPNがおすすめの理由
僕がNordVPNを使おうと決めた理由は、接続先を指定、固定出来るからです。
普通のVPNサービスは、ランダムに接続先が変わるので、速度が遅いサーバーだったり、不安定なサーバーに接続してしまうことが多いので、安定して使うことが難しいです。
しかし、NordVPNは、接続先を指定、固定できるので、安定したサーバーに接続されるように、設定しておけば、快適に使うことが出来きます。
Surfsharkも静的IPを使えますが、全てのサーバーが指定できるわけではないので、NordVPNのほうが使いやすいかなと思いました。
また、NordVPNは、
- Double VPN(二重VPN)
- Onion Over VPN(NordVPNを通してTorに接続)
- Obfuscated servers(難読化サーバー)
- P2P専用サーバー
上記4つの専用サーバーを使うことが出来ます。また、サーバー数も5500台~もあり、速度も安定しているかなと。
専用サーバーは、普段使うことはありませんが、中国などでネットを使うときに、役に立つかもです。
普段使いなら、NordVPNの通常サーバーで十分です。
» NordVPNの公式サイト※30日感返金保証あり
トップレベルのVPNサービス。ワンクリックでオンラインセキュリティ対策を。 | NordVPN
オンラインプライバシーを保護し、地理制限コンテンツにアクセスできます。強力な暗号化、ログポリシーなし、60か国以上に3000を越えるサーバーを保有。
Surfsharkがおすすめな理由
Surfsharkは、
- 利用料金の安さ(コスパ)
- 二重VPNや難読化サーバーが使える(専用サーバー)
- 細かい設定が出来る(URL単位でスプリットトンネリング)
上記の点で、他のVPNサービスと差別化しています。特に二重VPNの機能やURL単位でのスプリットトンネリング機能は、他の有料VPNサービスでは、あまり見ない機能です。
また、長期プランだと、上記の機能を月額230円で利用することができます。一言でいうとコスパ最強です。
» Surfsharkの公式サイト※長期プランのみ、30日感返金保証あり
デジタル ライフで安全を確保 – Surfshark
Surfshark は受賞歴のある安全な VPN で、オンライン データを暗号化して、毎日プライベートに、煩わしさなしに保護されます。
結論:好きな方を選べばOK
結論は、好きな方を選べばOKです。
NordVPNとSurfsharkは、機能面でも似ていますし、Surfsharkの細かい設定ができるという点は、NordVPNには、ない魅力です。
NordVPN、Surfsharkは、どちらもコスパがいいので、とりあえず、1ヶ月だけ試してみて、どちらが使いやすいのか実際に使ってみるのがいいかなと。
個人的には、接続先を指定、固定できる、NordVPNが良さげです。PCでVPNを使うなら、断然NordVPNを推奨します。
ぶっちゃけ、実際に使ってみないと、使い心地とか、使い勝手は、分からないので、30日感返金保証を使いつつ、1ヶ月だけ試してみましょう。
最後に:有料VPNサービスの30日間返金保証を使いつつ試してみよう
以上、「おすすめの有料VPNサービス」4つをまとめてみました。どのVPNサービスも月額250円~1000円くらいです。
VPNを使う目的は、はっきりしていれば、自分にあったVPNサービスを見つけられたと思います。
VPNサービスを使う目的は、下記のとおり。
- 通信内容を暗号化してプライバシー保護
- 中国などのネット規制は厳しい国でネットを使う
- 海外のNetflixを見る
VPNサービスによって、得意不得意があるので、自分の用途にあったVPNサービスを選ぶのが最適です。
本記事で紹介したVPNサービスは、30日間返金保証があるので、まずは、実際に使いつつ、試してみましょう。
記事で紹介した、有料VPNサービスまとめ
※30日間返金保証あり
- NordVPN→大抵のことは出来るバランス型←個人的にイチオシ
- Surfshark→コスパ最強。NordVPNで使える機能は、ほぼ使える(返金保証は、長期プランのみ)
- ExpressVPN→定番のVPNサービス。快適に使える
- Millen VPN→コスパ悪い。日本に運営元がある(1ヶ月プランに返金保証なし)
以上で終わりです。よい、VPNライフを!(`・ω・´)ゞ