NordVPNのおすすめサーバーを公開【専用サーバーの使い方も解説】

NordVPNのおすすめサーバーを知りたい人「NordVPNのおすすめサーバーを知りたいな。二重VPNとか難読化サーバーの専用サーバーの使い方も知りたいです。」
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
- NordVPNのおすすめサーバー【快適に使える設定を公開】
- NordVPNの専用サーバーの使い方を解説
この記事を書いている僕は、普段PCでNordVPNを使っています。
PC版のNordVPNは、接続先のサーバーを指定、固定出来るので、安定したサーバーに接続されるように設定すれば、快適に使えます。
本記事では、おすすめのNordVPNの日本サーバーを紹介しつつ、各種専用サーバーの使い方も解説していきます。
NordVPNのおすすめサーバー【快適に使える設定を公開】
VPNプロトコルの設定と、おすすめの日本サーバーを解説します。
NordVPNのVPNプロトコル設定【NordLynxでOK】
VPNプロトコルは、[OpenVPN]
でも[NordLynx]
どちらでもOKです。
NordVPNの公式サイトによると、[NordLynx]
のほうが、[OpenVPN]
よりも高速で通信できるみたいですが、体感速度は、どちらも同じです。
参考: NordLynxの大きな魅力はスピードにあります | NordVPN
僕は、[NordLynx]
を使っています。[NordLynx]
を使って、不具合を感じるなら、[OpenVPN]
に切り替えればいいかなと。
NordVPNのおすすめ日本サーバー【快適に使える設定】
実際に、接続テストをして、エックスサーバーで運営されているサイトにアクセスできるか確認しました。
ハズレサーバーだと、エックスサーバーで運営されているサイトにアクセスできません。
このブログ(yayokou.org)は、エックスサーバーで運営しているので、NordVPNに接続後、ブラウザを更新して、このブログが表示されればOKです。
上記画像のように、接続サーバーを固定すると、NordVPNアプリの起動時に、選択したサーバーに自動で接続してくれます。
スマホで指定したサーバーに接続
NordVPNアプリを起動して、[検索する]
から、国とサーバーの番号[Japan 5xx]
と入力すると、接続するサーバーを選択することが出来ます。
NordVPNのおすすめ日本サーバー
下記のテスト結果は、2020/01/04現在のものです。NordVPNで大きな調整が入らない限り、今後も、このテスト結果が有効なはず。
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NordVPNの当たりサーバーと、ハズレサーバーの割合は、
くらいでした。
個人的におすすめの日本サーバー
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僕は、上記のサーバーをメインに使用しています。上記サーバーは、YouTubeにアクセスしたときに、JPと認識される割合がかなり高いです。
NordVPNの日本サーバーに接続すると、上記画像のように、HKと認識されることがあるので、確実に日本に接続したいなら、安定した日本サーバーを選ぶといいかなと。
NordVPNの専用サーバーの使い方を解説
- 二重VPN
- Onion Over VPN
- 難読化サーバー
- P2Pサーバー
普通使いなら、NordVPNの通常サーバーでOKです。
自分の目的に、合わせて、通常サーバーと専用サーバーを使い分けるのがいいかなと。
専用サーバーの回線速度
専用サーバーの接続テストは、下記の回線で行いました。
VPNなしのとき | |
回線速度 | ダウンロード250mbps アップロード300mbps |
ping値(応答速度) | 17ms |
有線LAN | カテゴリー6AのLANケーブルを使用 |
回線速度は、時間帯や接続環境によって、変わるので、あくまで、参考程度にご覧ください。
NordVPNの通常サーバーのテスト結果は、下記のとおり。
NordVPN通常サーバー | |
回線速度 | ダウンロード240mbps アップロード110mbps |
ping値(応答速度) | 26ms |
NordVPNの通常サーバーは、かなり高速です。体感速度は、「VPNなし」のときと、同じです。
NordVPN:二重VPNの使い方
- 1.VPNプロトコルは
[OpenVPN(UDP,TCP)]
を選択です。 - 2.NordVPNのメーニューにDouble VPNが表示される
VPNプロトコルでOpenVPNを選択します。UDP,TCPどちらでもOKです
VPNプロトコルをOpenVPNに設定すると、Double VPNが使えるようになります。
Double VPNには、日本サーバーがないので、あまり使わないかもです。
Double VPN(二重VPN)のメリット
Double VPN(二重VPN)のメリットは、上記画像のとおり。
2つのVPNサーバーを経由して通信するので、通信内容が2回暗号化されます。
二重VPNにすると、単純にセキュリティを2倍強化することができますが、ネットの体感速度が遅くなります。
回線速度
回線が良ければ、安定して100mbpsは出ます。有線LANだと、100Mbps、無線LANだと50Mbpsくらいの速度です。
Double VPN | |
回線速度 | ダウンロード40~100mbps アップロード1~50mbps |
ping値(応答速度) | 150~500ms |
回線速度は早いので、YouTubeで4k動画を見てもカクつくことは、ないですが、動画の読み込みに時間がかかります。
ping値(応答速度)は、ネットを使う上での、体感速度に関わるので、快適にネットを使いたいなら、NordVPNの通常サーバーがいいかなと。
NordVPNのOnion Over VPNの使い方
上記画像では、VPNプロトコルをOpenVPNに設定しているので、Double VPNとDedicates IPが表示されています。NordLynxだと表示されません。
- 1.VPNプロトコルは、
[OpnenVPN,NordLynx]
どちらでもOK - 2.NordVPNのメーニューに表示されている
[Onion Over VPN]
をクリック - 3.Torブラウザなどで、Torネットワークにアクセス
Onion Over VPNがメニューに表示されない時は、PCを再起動です。
通信の流れは、下記のとおり。
↓
NordVPNで通信内容を暗号化
↓
プロバイダに接続(光回線など)
↓
NordVPNに接続
↓
Torネットワークに接続
上記のとおり。
Onion Over VPNを使うと、NordVPNのサーバーを通して、Torネットワークに接続するので、セキュリティを高めつつ、Torネットワークに接続できます。
また、通信内容は、NordVPNで暗号化されているので、プロバイダは、ユーザー(あなた)がTorを使用していることを確認できません。
PC、スマホの通信すべてが、Torに接続される
Onion Over VPNのサーバーーに接続すると、PC全ての通信が、NordVPNのサーバーを通して、Torネットワークに接続されます。
PC全体の通信が、Torネットワークに接続されるので、Chromeなどのブラウザで、Torネットワークにアクセスできますが、ネットにアクセスできないときが、あるので、Torブラウザの使用を推奨です。
Torブラウザは、下記のTor公式サイトからダウンロードできます。
» Tor Project | Anonymity Online
[.onion]ドメインは、Torブラウザ必須
[.onion]
ドメインにアクセスするときは、Torブラウザが必須です。[.onion]
ドメインは、Chromeなどの通常のブラウザでは、アクセスできません。
Onion Over VPNとTorブラウザを併用すると、セキュリティを高めつつ、匿名でネットにアクセスすることが出来ます。
Onion Over VPNを使うと、ネット速度は遅くなる
当たり前ですが、NordVPNとTorを併用している時点で、ネットは、かなり遅くなります。
Onion Over VPN | |
回線速度 | ダウンロード1~10mbps アップロード1~10mbps |
ping値(応答速度) | 300ms |
NordVPNとTorを併用しているので、ping値(応答速度)は、300msを超えます。ネット速度も、回線が良くて10mbpsくらいなので、YouTubeで低画質の動画をギリギリ見れる感じです。
ぶっちゃけ、一般人がTorを使って、ネットを匿名で使うメリットは、ほぼないので、実用性はかなり低いです。
単にセキュリティやプライバシー保護を高めるだけなら、NordVPNの通常サーバーで十分です。
NordVPNの難読化サーバーの使い方
Obfuscated serversの設定手順
- 1.VPNプロトコルは
[OpenVPN(UDP,TCP)]
を選択 - 2.
[Advanced]
設定から[Obfuscated servers]
をONにする - 3.メニューに
[Obfuscated servers]
が表示される
VPNプロトコルは、[OpenVPN]
を選択。
VPNプロトコルを[OpnenVPN]
にして、[Advanced]
設定から、[Obfuscated servers]
をONにすれば、OK。
あとは、接続したい国を選択すればOK。
[Obfuscated servers]の使い道
[Obfuscated servers]
は、日本語で難読化サーバーといいます。
この機能は、中国などの、ネット規制が厳しい、地域で、アクセス制限を回避したり、公共Wi-Fiでアクセス出来ないサイトに、アクセスしたいときに使います。
難読化サーバーは、アクセス制限を回避することに特化したサーバーなので、通常サーバーとは、性能が異なります。
アクセス制限を回避したい時
中国などは、Google検索やYouTUbe、TwitterなどのSNSは、全て規制されています。
少し前までは、VPNを使うと、そういった中国のアクセス制限を回避することが簡単に出来ましたが、最近は、VPN規制が厳しくなっているそうです。
中国などで、「NordVPNの通常サーバーが使えない」という時は、設定からObfuscated servers(難読化サーバー)をONにしてみるといいかもです。
速度は、それなりに早い【快適に使える】
ネット速度は、それなりに早いです。
難読化サーバー | |
回線速度 | ダウンロード180mbps アップロード130mbps |
ping値(応答速度) | 27ms |
回線が良ければ、普通に100mbpsを超えます(早いときは200mbpsを超えます)。また、ping値(応答速度)も30くらいなので、YouTubeの動画の読み込みも高速です。
ぶっちゃけ、体感速度は、NordVPNの通常サーバーと、変わりません。
NordVPNのP2Pサーバーの使い方
- 1.VPNプロトコルは、
[OpnenVPN,NordLynx]
どちらでもOK - 2.メニューから
[P2Pサーバー]
を選択
メニューにP2Pサーバーが表示されない時は、[Advance]
で[Obfuscated servers]
をOFFにすると、表示されるかなと。
P2Pでファイル共有をする時はキルスイッチをON
P2Pでファイル共有をするときは、[Kill Switch]
の設定から[Internet Kill Switch]
をONにするのを推奨です。
キルスイッチをONにしておくと、不意にVPNが切断されてしまったときに、本当のIPアドレスの漏れるのを防げます。
基本的に、キルスイッチは、P2Pサーバー以外では、設定不要です。
P2Pサーバーの速度
P2Pサーバー | |
回線速度 | ダウンロード225mbps アップロード53mbps |
ping値(応答速度) | 34ms |
回線速度は、NordVPNの通常サーバーと、同じくらいなので、快適に使えますね。
Dedicated IPは固定IPのテストサーバー
VPNプロトコルを、OpenVPNに設定すると、NordVPNのメニューに、Dedcated IPが表示されます。
Dedicated IPは、NordVPNの固定IPのテストサーバーです。NordVPNの利用料金とは別に、年間7500円課金すると、固定IPを取得できます。
Dedicated IPというのは、海外の固定IPを取得したい人向けの、テストサーバーです。
参考:Dedicated IP addresses | NordVPN Support
NordVPNで取得できる固定IPには、日本のIPアドレスは、ないので、海外ユーザー向けですね。
以上で終わりです。
この記事が参考になれば幸いです。
よいNordVPNライフを!(`・ω・´)ゞ